経営人事ビジネス会
“商い”に対する感度の高い人事役員および経営者・人事権を持つ営業役員による実業型交流会です。
経営者や営業系・人事系役員の方々にご参画いただくことにより、具体的な新規ビジネスを創出できるコミュニティを目指しています。
企業概要
1991年1月に日本サテライトオフィス協会として設立。
以来およそ30年にわたり、我が国唯一のテレワーク普及推進活動団体として新しい働き方改革を提案するなど、テレワークという働き方の調査研究、普及促進活動を展開、政府の普及・啓発施策への協力、政策提言をされています。
ご登壇者プロフィール
一般社団法人日本テレワーク協会
会長
栗原 博 様
会長
栗原 博 様
日本テレワーク協会会長 新春講話
新年第一回の経営人事ビジネス会は、新春特別企画といたしまして、日本テレワーク協会会長の栗原 博様(前富士ゼロックス代表取締役社長・弊社特別顧問)に講話をいただきました。
ZOOMでの開催に移行して3回目となり、ご参加の皆様の裾野もより拡がってきており、今回は24社30名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
テレワークは単なる手段ではなく、生産性を高め、効率よく仕事をし、ワークライフバランスひいてはワークライフチョイスの方向に向かうであろうし、さらにSDGsやESGといったCSR課題も包含しながら日本社会の在り方を根底から変えてゆく大波です。
今までのように社員が一同に会する機会も減り、コミュニケーションの方法が変わる中、経営側はより一層企業ミッションの共有・浸透を図るためのきめ細かなコミュニケーションが必須となるでしょう。
アンケート回答
1. 第49回「経営人事ビジネス会」:日本テレワーク協会会長 栗原 博様は参考になりましたか?
2. 具体的な感想など、よろしければお教えください。
- ◆ 個別企業のみならず、日本全体の取り組みが理解できた。
- ◆ テレワークの導入目的や導入効果を図る視点が参考になりました。
- ◆ 企業が向き合っていくべき方向性、私が質問した社内他部門との情報共有についてのお話を伺い、私が進めていこうと考えていることが間違っていないと元気づけられました。
- ◆ 栗原様への最後の質問(理想は「百社百様」?その実現に必要なことは?就労前から最適診断の機会があったらどうか?)にご回答いただけて参考になりました。ありがとうございました。
生産性を上げる働き方、その中でテレワークを最大限に活かすために必要な、より具体的な対応策に関するお話がお聴きしたくなりました。 - ◆ 弊社ではITインフラを整備していたことも有りテレワークが実現していたので、栗原様のお話に共感することが出来ました。
- ◆ 働き方改革(テレワーク)で上手くいっている企業の事例なども聞きたかったなと感じました。
終盤の「ワークライフチョイス」、不断の「ア・ベター・コミュニケーション」など新たな言葉は結構響きました。
テレワーク他様々な制度導入、自由な働き方が増える中、チャンスを与えてもらった以上、フィードバック(結果)も求める。この話の持って活き方は、参考になりました。貴重な時間を聴講させていただき有難うございました。 - ◆ 急激なパラダイムシフトと変化・進化のチャンスが到来しているという点。
- ◆ テレワークへ移行した場合の人事評価等の課題について参考になりました。
- ◆ 仕事柄、栗原会長の日本テレワーク協会様とは日ごろからいろいろと御一緒しており、知っている話が多かった。
- ◆ テレワークを、社内のDXを推進するきっかけとして進めていきたいと思いました。
- ◆ 弊社はコロナ禍によって、ようやく採用するようになったが、効率を追求するスペックとして何年も前から脚光を浴びていたことに驚きました。
- ◆ 二三年前に富士ゼロックスさんから「ペーパーレス」の提案を受けて、セミナーを受けたことがありました。
当時五万人を超える社員を抱えながら、電子化、テレワーク推進による生産、時間効率のアップ、ワークライフバランス、ダイバーシティ追求!と、一連の動きを働き方改革と価値の創造という目的に向かって、全社一丸となってる姿に感動した記憶があります。同時にこのプロジェクトは強力なリーダーシップすなわち、トップダウンが必須だなと実感しました。その時のトップが栗原さんだったのですね。今日セミナーを受けてテレワークを手段として、デジタル化による効率のアップはもとより、様々な多様性を受け入れ、文化、風土を作っていき、競争力のある企業を創ることが目的と語る栗原さんの言葉に、まさに、実践に裏打ちされた説得力がありました。
栗原さん、ありがとうございました。