経営人事ビジネス会
“商い”に対する感度の高い人事役員および経営者・人事権を持つ営業役員による実業型交流会です。
経営者や営業系・人事系役員の方々にご参画いただくことにより、具体的な新規ビジネスを創出できるコミュニティを目指しています。
企業概要
「トレーディングカードゲーム(TCG)世界一の企業を目指す」という目標を掲げ、躍進を続ける株式会社ブシロード様。
「TCG事業」「ブシモ事業」「ライブエンターテインメント事業」を3本柱にした事業展開につき、橋本取締役よりご説明いただきました。
ご登壇者プロフィール
株式会社ブシロード
取締役 橋本 義賢 様
新日本プロレスリング株式会社
社長 原田 克彦 様
企業研究プレゼンテーション
世代的なものか、TCGにはあまり馴染みのなかった会員の皆様も、世界各地(プエルトリコやギリシアでも!)で大会が開かれているという説明に驚きつつ、感心をもって聴き入っていました。
ヨーロッパでは、チェス等のボードゲームと同様、家族やクラブの仲間と語らいながらTCGを楽しむというのが、一つの文化として認知されているとのこと。
実際に人と人とが向かい合って熱を発しながら楽しむTCGには、オンラインで完結するゲームとは違った魅力があり、コミュニケーションツールとしての側面もあるようです。
カードゲーム事業とプロレス興行・・・と聞くと、随分遠いセグメントの様に感じてしまいますが、同社ではアイドル声優のコンサートイベントもプロレスも、同じ「ライブエンタテイメント事業」という見方をされています。
2012年にブシロードグループに入ってから、人気、売上高とも「復活」した新日本プロレスリング。
低迷期からのV字回復は如何にして成し得たのか、原田社長にお話いただきました。
1:「ブランド力」44年の歴史とネームバリュー、幅広い年代のファン層
2:「コンテンツ力」試合の面白さ、選手のレベル、キャラクター
という2つの強みを活かした広告戦略、発信力強化拡充、グッズ等の付加価値創造で、話題性や「流行ってる感」を高めたことが、ファンの増加に結びついたとのこと。
確かに、強面のレスラーが情報番組などでチャーミングなキャラクターを演じているのを見る機会も多いですね。
旧い「興行」から、時代に則した「エンターテイメントビジネス」への変革。
今後ますますの進化が楽しみになるお話でした。
懇親会
場所を「旬菜和食 やさいと、」に移した懇親会では、「まだ呼び込めていない『隠れファン』『かつてのファン』が多くいる」という原田社長のお話を裏付けるかのように、会員の皆さんが潜在層ぶりを発揮。
往年の名レスラーや必殺技の名前がアチコチで飛び交い、大いに盛り上がりました。