我々は変化の最先端で勝負することを誓います

経営人事ビジネス会

“商い”に対する感度の高い人事役員および経営者・人事権を持つ営業役員による実業型交流会です。
経営者や営業系・人事系役員の方々にご参画いただくことにより、具体的な新規ビジネスを創出できるコミュニティを目指しています。

企業概要

1992年に創業され、オールインワンスキンケア「パーフェクトワン」ブランドとともに着実な成長を遂げ、2018年3月27日(火)に出版された富士経済「化粧品マーケティング要覧2018」において、2年連続 “メーカーシェアNo.1” 、“ブランドシェアNo.1”の4冠を獲得されています。(モイスチャー部門およびオールインワン部門/2017年実績)
また、2017年に第7回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 実行委員長賞を受賞(授賞理由:社をあげてのボランティア活動、障がいのある社員の雇用、美と健康につながるカフェテリア(社員食堂)、地域活性化への取り組みなど)されています。
今回は後藤社長様に福岡からお越しいただき、「人を大切にする経営をめざして」と題してお話を頂戴いたしました。

ご登壇者プロフィール

新日本製薬 株式会社
代表取締役 後藤 孝洋 様

企業研究プレゼンテーション

共働き世帯の増加=専業主婦の減少、女性の社会進出という時代の変化を読み、「忙しい女性」が「手を抜く」のではなく時間を有効活用する「賢い選択」を提唱し、2002年にオールインワン発想の「ラフィネシリーズ」を発売。2006年に「ラフィネパーフェクトワン」を展開。2014年には商品名をブランド化し「PERFECT ONE」に。発売開始から、オールインワンジェルシリーズ累計販売個数4,500万個を突破されています。(2006年5月~2018年6月実績)
海外マーケットでは、アジア圏(台湾、香港、中国大陸など)でSNSやECでのプロモーション・店舗販売展開を開始。特に台湾では「女人我最大」(ビューティ大賞のネット版)「保湿乳液部門」「ベスト新人賞」のW受賞を果たしました。11/11の「独身の日」にも仕掛けているそうで、結果は乞うご期待!との事です。(事務局注:好調だったと承っております。)

今回のお話の中で、ビジネスの展開はもちろんですが、より感銘を受けたのが「人を大切にする経営」でした。

後藤社長が入社された1995年には20人だった社員が、現在では688人を数えるまでに成長。
「社員が幸せでないと、お客さまを幸せにできない」「企業は人財なり」と「人」を中心に据えた経営理念の下、「まず、自分が経営理念たれ」と率先垂範で会社を引っ張っておられます。
お客さま・社員・地域社会が三位一体となった様々な取り組みを実施。それぞれが有機的にシナジーを生み出しています。詳細はこちら
また、カンボジアの小学校の教育支援も行われています。毎年、社内公募で選ばれた社員で企画を考え、現地に赴き、生活の実態を知り、子供たちと交流することで、視点や価値観の変化、「自分の仕事における使命」への気づきなど、双方にとってとても有意義な時間となっているとの事。

多くの企業で「エンゲージメント」や「モチベーション」がキーワードとなっていますが、新日本製薬様の「人を大切にする経営」には、多くのヒントがあると感じました。
年齢をお聞きしてびっくりするぐらい若々しい後藤社長の夢は、創業100周年の時にその場にいること!だそうです。となると「121歳まで元気でいないと!」と笑いながらおっしゃっていた表情がとても印象的でした。

懇親会

懇親会はそのままIVY HALLにて開催。今回はフレンチのフルコースをいただきながら、仕事・趣味・社会のことなどで懇親を深めていただきました。