我々は変化の最先端で勝負することを誓います

“裸足の美学”からの脱却

ダントツの舞台裏
プロモーション代表 菅原泰男コラム
 

日経ビジネスオンライン紹介文

裸足でどれだけ早く走れるか、そしてどこまで走り続けられるかを競い合う時代はもう終わりました。高度成長期のような右肩上がりの成長が見込めない今は、こんな“裸足の美学”の考え方にしがみついていたら、組織も個人もダメになる――。こう説くのが、この新コラムの著者、菅原泰男氏です。

菅原氏は、就職した富士ゼロックスでいきなり新人王をとり、以降11年連続でダントツの業績を上げ続けた前人未到の辣腕営業。9年前に起業し、現在は、大手優良企業500社以上に人を基軸にしたコンサルティングを手がけています。独自に開発した様々なビジネスの診断システムは総受診数55万人超とトップシェアを獲得。大手優良企業の経営者や人事責任者のコミュニティーも主催しています。

長年のビジネススタイルや部下の指導方法のクセは一朝一夕には変えられないもの。しかし、“ダントツ”になった者だけが勝ち上がれる今の時代には、一昔前の何も持たずに自力で戦う “裸足の美学”の限界を早く認識することが重要です。これからは武器を持ち、周りを巻き込んで総合力で戦う“シナリオの美学(武装の美学)”の時代なのです。

このコラムでは、菅原氏にダントツのパフォーマンスを出すための基本原則を、自身の経験を基に8回シリーズで語ってもらいます。

1

超一流への挑戦~これがダントツ人材の基軸だ

変革期の今、企業における「求める人材像」の基準は大きく変化しています。業績が低空飛行を続けている会社では、トップをはじめ、人事やマネジメント層が採用・教育・配置配属、昇進昇格の評価基軸を迷ったり、間違えたりしている場合がほとんどです。・・・

2

超一流と一流の違い、これぞ人生の分れ目だ

「自分の会社にはそんな優秀な人財などいない」と思う人もいるかもしれません。しかし、実はそう思い込んでいるだけで、そうした人財がいるのに気付いてなかったり、生かし切れていなかったりして、結局、辞めさせてしまっているのかも知れません。・・・

3

あなたの会社は“超一流”に弁当や定食を作らせていませんか?

「自分の会社にはそんな優秀な人財などいない」と思う人もいるかもしれません。しかし、実はそう思い込んでいるだけで、そうした人財がいるのに気付いてなかったり、生かし切れていなかったりして、結局、辞めさせてしまっているのかも知れません。・・・

4

あなたの会社で、金の卵を踏みつぶしているのは誰ですか?

会社の中の金の卵をしっかり孵化させ、金の鳥に育てるのも、足で踏みつぶしてダメにしてしまうのもマネジメント次第です。今回は、組織パフォーマンスを向上させるために最も大切となる上司と部下の関係の基本原則を、これまで繰り返し説明してきた人財マトリックスを使って解説します。・・・

5

あなたは会社の中で善玉菌、それとも悪玉菌?

会社の中にいる人材の構成は、人間の体内にいる腸内細菌の構成とよく似ています。よく会社の人材は、活躍する2割と、鳴かず飛ばずの6割、そして足を引っ張る2割の3つに分かれると言いめに最も大切となります。・・・

6

靴も磨けないあなたが、自分を磨けるんですか?

今回は、善玉菌と悪玉菌のビジネス習慣の実態を解明します。そこから巻き起こる正と負のスパイラルや、大量放出される陽と陰のパワーが、組織のパフォーマンスに大きな影響を与えていることをしっかりと理解してください・・・

7

お客さん、そのスイングじゃ、人生も空回りしますよ。

今回は、人生を空回りさせないSARサイクル(前回)の正しい回し方について説明します。ここでは、1日1日の差が一生の差に、1人1人の差が一企業の差になることを理解ください。SARサイクルを毎日個々人が正しく回していれば自己成長とともに企業競争力も強くなるのです。・・・

8

ダントツの舞台裏で見つけた「宇宙の法則」

無名ベンチャーがオンリーワンを目指す時に、必ず自社の強みを組み合わせたオリジナルビジネスで勝負することを応用し、自分の強い分野「ビジネス」+「人財」+「原理原則」を基軸に、自論「裸足の美学からの脱却」というテーマで書こうと決めたのです。・・・