会長菅原の自己陶酔録
第1弾 一生一週間の法則
ちょうど1週間になると考えることだ。
「一生一週間」とは、日本人の平均寿命を12年で区切ると、ちょうど1週間になると考えることだ。
「人生の1週間」を前提に考えると、生き方、仕事の仕方が自ずと変わってくるという。
しかし、普通の人は、圧倒的に「目先の1週間」を基軸に人生を過ごしているらしい。
厚生労働省が発表した平成18年簡易生命表によると、平均寿命は、男性79.00年、女性85.81年である。
多くの人が約80年の人生を送るのである。
生まれてから平均寿命までを12年で区切ってみると、1週間で表現できる。(図1)
人は、月曜に生まれ、火曜の12歳で中学入学をし、水曜の24歳付近で社会人デビューをし、一般的には定年を迎えるまで水・木・金曜を働く。
土曜の60歳で多くの人たちが定年退職を迎え、その後の土・日曜は余生を送ることになる。
まさに、「人生週休2日」が基本となって生きているのだ。
そう考えると、人生の中で、働いているのは「水・木・金」のたった3日間だけである。
実はこの「水・木・金」が人生の大きな方向性を決めると言っても過言ではない。
しかし現実的には、「目先の1週間」を基軸に考え、週末(土日)の休みを楽しみに、週中を流しながら生きている人が多い。
つまり、週末のために平日を犠牲にしている感覚をもっている人がほとんどだ。
だが、「人生の1週間」を基軸に考えていただくと、平日の水・木・金曜日をいかに過ごすかが、大切になってくることが分かる。
またその3日間の中には、仕事の他にも、睡眠や食事をとる時間も含まれている。
就業時間を8時間と考えると、働いている時間は24時間の3分の1である。
日換算では実働1日(年換算では36年中12年)。
残業を1日3~4時間行ったとしても、1.2日くらいしかならない。
いかに人生の中で時間が少ないかを思い知らされる。
「目先の1週間」を基軸に考える人は、週末以外にも祝日・連休(正月、夏休み…)・有休など「いかに目先の休みを取るか?」を考えて動いているため、驚くほど実働日が少ない。
多くの人がこう考える中、「人生の1週間」を基軸に過ごしている人は、目先の1週間に基軸を置く人たちに流されることなく、限られた「人生の水・木・金」を集中し、「人生の土日」をゆっくり休めるよう努力している。
「人生の1週間」を基軸に置く人たちの特徴は、平日の疲れを週末に整えようとする。
「人生の1週間」で充実した週末を過ごすのであれば、「残り時間は少ない、今を集中しよう。」と考える。
要するに、将来の休みのために、今頑張っておくことができるのである。
弊社の社長は、現在44歳で木曜日にいる。(執筆当時)
35歳で独立し、会社を創業した。立ち上げから3年間は、休み無く、猛ダッシュをしたという。
今では、大手有名企業を中心に、クライアント企業が1,550社以上。
さらに200万人以上が受診したWeb診断を自社開発・提供する会社に成長した。(2024年現在)
社長の理想は、「人生週休3日」と考え、48歳までの残り4年間で勝負しようとしている。
私達には、人生の木曜日を新幹線のようなスピードで走っているように見える。
この話を聞き、私は、いかに人生の中で使える時間は少なく、どう突っ走るか?を考えさせられた。
さて、皆さんは「人生の1週間」を基軸にするのか「目先の1週間」を基軸にするのか、どちらを優先しますか。
「人生の1週間」を基軸にしている人を見極める
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