会長菅原の自己陶酔録
第3弾 自由の法則
自分の保有する自由領域に関する基本原則である。
「自由の法則」とは、自分の保有する自由領域に関する基本原則である。
ほとんどの人が、多くの自由を手にしたいと考えるだろう。
しかし、「今、自分がどのくらいの自由を手に入れているのか?」と聞かれると、返答に困るのではないだろうか。
なぜならば、自己所有総数に関しては押えているが、その中の実質自由の領域に関しては、あまり考えていない場合が多いからだ。
また、他との比較に関しても、総数比較には敏感であるが、実質自由比較に関しては鈍感な人が大多数だ。
具体的には、毎月の収入で考えてみよう。
お給料が月額30万円のAさんと、月額35万円のBさんがいるとする。
Aさんから見ればBさんは「自分よりお給料が5万円多く、17%自由が多い」と感じるだろう。
では、果たして本当にそうなのか、AさんとBさんの月給がどのように使われているかを比較してみよう(図1参照)。
AさんとBさんが同じような生活をしていたと仮定する。
Aさんの実質的な自由金額は総支給額から固定費・変動費・遊興費を除いた3万円、Bさんは同様に考えると8万円である。
確かに給与総額では、約1.17倍の差だが、実質自由に関しては、約2.67倍のひらきになる(図2参照)。
AさんからBさんを見ると、17%増の自由があると見えるが、Bさんの自由になるお金は、実質167%増になるのである。
BさんとAさんでは、実に約10倍近い感覚差が生じていることがお分かりいただけるだろう(図3参照)。
恐いことに、変動費や遊興費などの出費が増え、自由になるお金が少なくなれば少なくなるほど、Bさんとの実質格差は、さらに大きくなる一方である。
また、この「自由になるお金」の存在は、精神的な余裕を生み出すだけでなく、チャンスが来た時に投資に回すことができる軍資金になることも理解しておく必要がある。
例えば、自由金額の中から自己投資として、一流の外見力を身につけるためのスーツやカバンなどに使うこともできるし、教養を身につけるための本やセミナーなどに使うこともできる。
もう少し余裕ができれば、株式投資や両親、自分をサポートしてくれる人のためにも配分できる。
そうなれば、Bさんは、外見と内面の磨きがかかるだけでなく、金融市場や人に対する投資を覚え、さらに器の大きな人間になっていく。
この「自由」が生み出す投資は、長年に渡り複利で運用されることになる。
人生の中で、この自由投資からくる複利の威力は実にすさまじい成長スピードとスケールを生み出し、大きな成果をもたらしてくれる。
Bさんは人間的・経済的余裕が出来たことにより、全てにおいての選択肢と決定権が広がり、人生の好循環スパイラルに入るのである。
住まいに関しても同様のことが言える。
Aさんは20㎡の、Bさんは30㎡の1Kの部屋に住んでいる。
Aさんから見ればBさんは「自分より1.5倍広いところに住んでいる」と感じるだろう。
果たして本当にそうなのか、AさんとBさんの住まいがどのように使われているかを比較してみよう(図4参照)。
AさんとBさんが同じような間取りと家具で生活をしていたと仮定する。
Aさんの実質的な自由面積は総面積から玄関、お風呂や手洗い、キッチン、クローゼットなどの必須スペースとベッドやテレビ、テーブルなどのスペースを除いた5㎡、Bさんは同様に考えると15㎡である。
確かに総面積では、1.5倍の差だが、実質自由面積に関しては、3倍のひらきになる(図5参照)。
AさんからBさんを見ると、50%増の自由があると見えるが、実質Bさんの自由面積は、200%増になるのである。
BさんとAさんでは、実に4倍の感覚差が生じていることがお分かりいただけるだろう(図6参照)。
また、自由になるお金が増え、さらに住まいに支払える金額が上がれば、今よりももっと、都心・駅近・日当たり良好、そして広い部屋に住むことができる。
都心・駅近であれば、センスを磨けたり、会社までの通勤時間が短縮され、浮いた時間を有効に活用できる。
日当たりが良好であれば、1日中快適で、電気代も浮く。
部屋が広くなれば、自由スペースも広くなり思考やリラックスの時間も増える。
つまりここでも、自由が生み出す好循環のスパイラルが生まれる。
多くの人が、所有総数に目が行きがちである。
しかし、所有総数を基軸に人生を送っていると、一番大切な実質自由領域の大切さがわからないまま過ごしてしまう。
物理的・精神的に自由を手に入れたい人は、まずこの「自由の法則」をしっかりと理解し、実質自由領域を基軸に人生を送ることをお薦めする。
自由の「本質」を理解している人を見極める
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1.真の自由を人生の基軸にし、
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